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ごあいさつ

 年賀状は日本の伝統文化を代表する行事の一つです。スマホやパソコンの普及、生活習慣の変化などにより、年々、年賀状離れがすすむ傾向にありますが、毛筆で書く手書き年賀状こそ次の時代に残さなければならない伝統文化です。

 2023年に「書道のユネスコ文化遺産への提案」が文化審議会で選定され、2026年には、「ユネスコ無形文化遺産への登録」が実現することになりそうです。

 2016年の『申』の年賀状よりスタートした「新春年賀状展」は目標の十二回展(十二支のコンプリート)まで残り2回となりました。これまでに集まった年賀状はおよそ五千点。令和の「年賀状文化」を三百年後に残すという本企画は大いに意義のあることになります。

諸先生方の力作をこのままタイムカプセル館に入れてしまうのはもったいない。しかし、現物を公開するとなると、多大な費用と労力も発生します。今の時代、実物を公開するほかにも、インターネットを使って世界中どこからでも閲覧できるではないか…。

 そこで、『書家の年賀状大字典』と題して、12年間に集まった全作品を、期間限定で特別公開することにいたしました。

 作品は干支ごとに五十音順で公開しています。便利な「出展者検索」で、お目当ての先生の作品をダイレクトに閲覧することも可能です。

 書の年賀状は、新年に届く小さな灯りです。心のこもった手書きの書は、心をあたため、未来を照らす光となることでしょう。

国際文字文化普及協会


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